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『非常用持ち出し袋の中身って、何を用意したらいいんだろう?』
非常用持ち出し袋の中身…いざ準備しようとすると、けっこう悩むものですよね。
『本当に必要で大事なものが、まだあるんじゃないか?』
そうだ!!
実は、宮城県に住んでいる従兄弟が東日本大震災のときに被災して、1か月間、避難所で避難生活を送っていたのです。
さっそく、従兄弟に電話してみました。
すると「コレは、必ず入れておきなよ!」と、答えが返ってきました。
それは…
『体調維持のための、食品とかサプリ』です。
避難した直後は、配られる食料を口にするとホッとしたけれど、3~4日経つと、体調がすぐれず食欲がわかないという人が増えてきたそうです。
避難生活ではストレスや疲労などに加えて、食生活が偏りがちになり、体調を崩してしまう人が多かったということでした。
そこで避難生活に備えて、非常用持ち出し袋の中身にぜひ備えておきたい食品、サプリについて調べてみました。
マルチビタミン
体調を維持するために、非常用持ち出し袋に入れておきたいものの1つ目が、マルチビタミンです。
巨大地震が起きて被災した後、ライフラインや流通網が復旧するまでの間は、どうしても食事に偏りが出てしまいます。
被災した直後は、
- 自宅に備蓄してあった非常食
- 冷蔵庫の中に残っていた食料
- 自治体が備蓄していた非常食
などを食べて、避難生活をしのぐことになります。
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自治体に備蓄されている非常食の半分は、お湯や水を注いで食べるアルファ米、3割が缶詰のパン、乾パンです。
被災してから2~3日後、徐々に支援物資が届き始めますが、配られる食料はおにぎりや菓子パンなどです。
阪神淡路大震災や東日本大震災では、一日の食料が、おにぎり1個と水500mlのペットボトル1本という避難所もありました。
©アサヒフードフードアンドヘルスケア「ディアナチュラ」
主要な道路が復旧して、ある程度、救援物資が入ってきたり、炊き出しなどが行われるようになってからも、新鮮な野菜などの生鮮食品は十分ではありません。
どうしても避難生活では炭水化物が中心の食料が多く、栄養バランスが崩れがちです。
栄養バランスが崩れてくると、口内炎が出来たり疲労感が増してきます。
季節によっては風邪や肺炎、インフルエンザにかかるなど、十分な治療が受けられないと命の危険にさらされることになりかねません。
マルチビタミンを非常用持ち出し袋に備えておけば、ビタミンやミネラルなど、避難生活でどうしても不足しがちな必須栄養素をとることができます。
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スポーツドリンク
避難生活で体調を維持するために、非常用持ち出し袋に備えておきたいものの2つ目が、スポーツドリンクです。
避難生活が長引くと、睡眠不足や寒さ、暑さなどから免疫力が低下して、インフルエンザにかかったり、夏場であれば熱中症になる危険があります。
また仮設のトイレを使うのが嫌で、水分を我慢してしまって体調を崩すことも少なくありません。
水分をとることが大事だとわかっていても、一日に口にできる飲料水が限られることもあります。
©大塚製薬「ポカリスエットパウダー」
スポーツドリンクは、素早い水分補給ができて、吸収された水分の保持力が水よりも高いので、効率よく水分をとることができます。
粉末タイプのスポーツドリンクなら、かさばらないので、非常用持ち出し袋に数日分を備えておくのに最適です。
また粉末タイプなら、水に溶かす量を調節することで、甘すぎたり、のどが渇くということも防げます。
乳酸菌タブレット
避難生活で体調を維持するために、非常用持ち出し袋に備えておきたいものの3つ目が、乳酸菌タブレットです。
避難所に届けられる救援物資は、おにぎりやパンなど炭水化物が中心、飲料水も十分とは限りません。
そのために、普段は気にならない人でも便秘になって、体調を崩してしまいがちです。
便秘で食欲がなくなり、食べられないので体力が落ちてしまい、さらに体調を崩す…。
普段、飲み慣れていない便秘薬を飲んだらお腹が下ってしまい、さらに体力が落ちる…。
このような、悪循環に陥ってしまうことにも<なりかねません。
そこで非常用持ち出し袋に備えておきたいのが、乳酸菌タブレットです。
©カゴメ「植物性乳酸菌ラブレタブレット」
乳酸菌タブレットは整腸効果がありますが、便秘薬のように効きすぎてしまうこともありません。
乳酸菌には、ヨーグルトなどに含まれる動物性のものと、漬物などに含まれる植物性のものがありますが、植物性乳酸菌のタブレットを選びましょう。
植物性乳酸菌は胃液などの消化液に強くて、生きたまま届いて腸で生き残る確率が、動物性乳酸菌よりも高いからです。
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梅干し
避難生活で、体調維持のために非常用持ち出し袋に備えておきたいもの…最後は梅干しです。
梅干しは昔から「体によい」と言われていますが、実際に含まれている栄養成分には、いろいろな効能があることが研究で解明されています。
アルファ米などのご飯ものの非常食が続いて、食欲が減退気味のときでも、梅干しがひとつあるだけで食が進みます。
梅干しには食欲増進の効果の他にも…
- 「黄色ブドウ球菌」などの、細菌の働きを、抑えて、食中毒を予防する
- 疲労物質の乳酸を抑えてくれるので疲労回復効果がある
- カルシウムを水溶性に変えて、体内での吸収率を高めてくれる
- 虫歯菌の働きを抑えるので、虫歯予防になる
- 夏場であれば、熱中症対策になる
など、
いつもは何気なく食べている梅干しですが、これだけいろいろな効能があり、避難生活で大いに活躍してくれます。
市販されている梅干しは、減塩タイプや酸味を抑えた甘めのものなど、いろいろありますが、非常用には「白干し(しらぼし)」が適しています。
「白干し」は、昔ながらの製法で、塩だけで漬けた梅を天日干ししたもので、長く保存できるので、非常用持ち出し袋に備えておくのに最適です。
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少しの差が大きな差に!
震災のショックから来るストレスを抱えて、避難生活も決して快適とは言えず、疲労もたまり体調を崩しがちです。
何の備えもなければ、便秘や、食欲不振、疲労なども解消のしようがありません。
ちょっと調子が悪い…はずが、そのままでいると、新たなストレスの原因になり、余計に体調を悪化させてしまいます。
ところが一日数錠のビタミン剤やタブレット、梅干しなど、ほんの少しの備えが不調を改善してくれます。
大地震などの災害は決して他人ごとではなく、日本のどこでも、いつおきてもおかしくありません。
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食料などの備えはもちろんですが、非常食と合わせて、口にすることで体調を維持してくれるサプリメントや食品も、ぜひ備えるようにしましょう。
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