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地震への備え…すべて市販の防災グッズで、備えようとしていませんか?
何から何まで買ってそろえなくても、いざというときには、普段何気なく使っている日用品が、とても便利な防災グッズとして役に立つんです。
大地震が起きて自宅が被災してしまい、しばらくの間、避難生活を送ることになった…
かろうじて倒壊は免れたけれど、ライフランが止まってしまっている中、自宅で復旧を待ちながら生活する…
そのような場合、支援物資が行きわたりライフラインが復旧するまでには、ある程度の時間がかかります。
その間、不足している必需品の代わりとして、普段身近にある日用品をうまく使い避難生活を乗り切りましょう!
いざ、地震などの大災害が起きてから困らないために、事前に読んで知っておけば役に立つものばかりです。
そんな、災害時にあると困らない、便利な日用品と使い道について紹介したいと思います。
ふだん、家の中にあるもの
大地震などの災害のあと生活物資が乏しく、ライフラインが止まっている中で、実は身近にけっこう役に立つ日用品があります。
それは…
- 段ボール
- 新聞紙
- ゴミ袋
- ラップ
- ガムテープ(布)
- エアキャップ
などです。
普段何気なく使っていたり、ゴミとして捨てていたりするものばかりで、特別なものはありません。
何ひとつ特別なものはありませんが、いざというときに使い方を知ってさえいれば、命を守ってくれたり健康状態の維持に役立つものです。
非常用持ち出し袋の中身!実は体調維持のためにコレが重要!
ポリタンク、バケツの代わりに
段ボールの中にゴミ袋などの大きいポリ袋を敷けば、ポリタンクやバケツの代わりとして、給水所から水を運んだり貯めておくのに使えます。
参考 NHK そなえる防災「水を運ぶ工夫」NHK
この時に、出来れば厚手の「ダブル」と呼ばれる段ボールと、ガムテープがあると便利です。
水を入れて運ぶときに底が抜けてしまったり、破れるのを防ぐためです。
全国段ボール工業組合連合会HPより
「ダブル」の段ボールは家電や青果、引越しなどで使われることが多く、二層の張り合わせなので、通販などの箱に比べて強度があります。
「ダブル」の段ボールを見かけたら、捨てずに取っておくと良いでしょう。
箱の底が抜けないようにテープで補強をすると安心ですが、この補強用のテープは、紙のガムテープより、布製のテープを備えておくことをお勧めします。
布テープのほうが接着力が高く、接着面が多少汚れていてもよく付きますし、少し力が加わった程度では切れにくいからです。
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簡易トイレの代わりに
ダンボールの中にゴミ袋を敷いて、新聞紙を丸めたものを袋に詰めると、簡易トイレの代わりとして使えます。
下水道はインフラの中でも一番復旧に時間がかかり、東日本大震災で3か月、液状化がひどかった地域ではもっとかかっています。
外に設置された簡易トイレは混み合ったり、汚れや詰まりがひどく、トイレに行くのを我慢しがちで、体調を崩した人が少なくありませんでした。
洋式トイレであれば、段ボールではなく便器に直接袋を敷いて、新聞紙を詰めて使うこともできます。
動画:災害時に役立つ知恵袋~段ボールトイレ/神奈川新聞(カナロコ)
何回か使用した後は袋の口をしばり、後にゴミとして処分します。
このときニオイの問題を少なくするために、消臭スプレーを備えておくと困りません。
また最近は家庭ごみの有料化によって、半透明のゴミ袋を使う自治体が増えていますが、中身が気になって嫌だという場合に備えて、黒のゴミ袋を準備しておくとよいと思います。
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防寒着、雨具の代わりに
真冬の季節に電気もガスもない中では、寒さによって体力を奪われてしまいます。
防寒着が十分にない場合は、新聞紙、ゴミ袋に、首を通す穴をあけてかぶると、防寒着のかわりになります。
防災みやざき「新聞紙でつくる防災グッズ 防寒着」
ゴミ袋がない場合は新聞紙を何枚かかぶって、その上からラップを巻いても体温を保つことができます。
またゴミ袋は雨の中、屋外で救助を待つ状況になった場合などに、レインウェア(雨合羽)の代わりになります。
新聞紙とラップで食器の代わりに
家にある食器などがすべて割れてしまったとか、持ち出したものの中に、食器になるものがないという場合には、新聞紙とラップが食器の代わりになります。
コップや皿にする折り方を覚えておき、あとは使うごとに中にラップをしいて食器にします。
新聞紙の代わりに、曲げやすい薄手の段ボールとガムテープで食器をつくることもできますし、ラップの代わりにビニール袋やアルミホイルも使えます。
防災みやざき「新聞紙でつくる防災グッズ 皿」
また食器がある場合に、使うごとにラップを敷いて使えば食器を洗う必要がなく、水が自由に使えない場合に便利です。
家庭用のラップは20mか50mのものが多いのですが、我が家では災害時に使うことを考えて100mのものを3本備えています。
100メートルのラップは、ホームセンターで1本300円前後で販売されています。
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段ボールとエアキャップで防寒、防雨
建物の倒壊は免れたけれど、窓ガラスが破損していて、寒気や雨が吹き込んでひどい…。
本来はブルーシートがあれば、屋根の破損まで含めて対応できますが、ない場合には段ボールとエアキャップで、ある程度代用できます。
破損の大きさにもよりますが、割れた場所にダンボールとエアキャップ(通称「プチプチ」)を布テープで貼りつけて、応急の修理をします。
他にも、段ボール2~3枚の間にエアキャップや新聞紙を敷けば、マットレスの代わりになります。
ダンボールをつなぎ合わせて囲いのように立てれば、避難所でのパーテーションとしても使えます。
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場所を決めて準備、使い方を練習
新聞紙、段ボール…ふだん身近にあるものばかりですが、ちょうど資源ゴミの日に捨てたばっかり…。
先週ラップを切らしたけれど、買い置きがまったく無い…。
また家の中にはあっても、置き場所がバラバラで、家具が倒れたり物が散乱していて取りにいけない…。
使い方を知っていても、こういう状況だと、いざというときの備えにはなりません。
そこで、段ボールや新聞紙は資源ゴミで出す分とは別にして貯めて、ラップや布テープ、ゴミ袋なども普段使うものとは分けて、防災用に買い置きしておくとよいでしょう。
また「あると便利」と知っているだけでなく、実際に一度使い方や作り方を練習しておくと、いざというときに困りません。
防寒着、レインウェアやパーテーションなどは、必要な量を知っておく意味でも、1回やっておくと良いと思います。
食器については折り方、作り方を実際に知っておいたほうが、戸惑うことがないと思います。
子供さんがいる家庭では、実際に練習することで、防災への意識づけや、家庭で大災害について話をする大事な機会になります。
東日本大震災以降、各地で大地震の確率が高まっています。自分自身や、大切な家族を守るためにも、気づいたときに防災への備えをするようにしましょう。
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