防災対策!靴を枕元に備えよう!どんなものがいいの?

 

『ああッー!!こんなことなら、靴を枕元備えておけばよかった…。』

 

今まで感じたことのない、ものすごく激しい揺れと、物が落ちたり倒れる音で目が覚めて飛び起きた!!

 

慌てて逃げようとして、玄関に向かったとき…『痛ぇー!!』足の裏に激痛が!!

 

停電して暗かったから、気がつかなかった…。

 

割れた窓ガラスが、廊下に散乱していたんだ!

 

…もしも今晩、巨大地震が起きたら、たぶんこんなことになるでしょう。

 

東日本大震災、そして熊本大地震…本当に他人ごとではないと思い、あらためて我が家の防災グッズを見直してみたところ…

 

夜中でも避難しやすいように、枕元に置いておく靴を用意していなかったので、そろえることにしました。

 

避難するのに向いているもので、価格的にも手頃なものはどんなものがあるか?を実際に見て回り調べたので、紹介したいと思います。

 

枕元に置く靴の条件はコレだ!

 

深夜寝ている間に震度6強の大地震が来て、強烈な揺れに驚いて目が覚めた!

 

とにかく逃げなきゃ!避難しなきゃ!

 

こういう時に履く靴は、どんなものがいいのでしょう?

  • ガラスや食器の破片から足を守る
  • 落下物などから足を守ってくれる
  • がれきの釘の踏み抜きを防いでくれる
  • 急いで逃げるために、履きやすい
  • 避難を考えて、あまり重くない

などの条件が、考えられます。

 

ackugi

 

そして金額的にも、ある程度手ごろであること。

 

このような条件でどんな靴がよいか、実際に店頭でも手にとって比較してみました。

 

防災の条件に合う靴「3選」

 

防災グッズとして靴を選びたいので、量販店、スポーツショップ、ホームセンターなど、いろいろ見てまわりました。

 

地震への備え!あると便利な日用品!用意しておきたいものは?

 

登山靴

 

まず、頑丈で足を護ってくれそうな靴といえば、「登山靴」です。

 

ガラスなどの破片、落下物は、十分対応できそうですし岩場を歩いたりするものなので、踏み抜きも、ある程度防いでくれそうです。

 

最近の登山ブームで、女性でも歩きやすい軽量のものが増えてますが、スニーカーなどに比べると、やはり重さが気になります。

 

d5 

 

普段から履きなれていれば別ですが、避難するときに初めて履いて逃げるのは、かなり大変です。

 

価格的には3万円~5万円位のものが多く、それほどお手頃とは言えません。

 

スニーカー

 

履きやすさや靴の重さなどから考えると、スニーカーは避難に適しています。

 

価格的にも幅があるので、予算に合わせて比較的リーズナブルなものを選ぶことができます。

 

食器やガラスの破片には十分対応できますが、屋外への避難を考えた場合、落下物、釘の踏み抜きなどには効果が期待できません。

 

非常用持ち出し袋の中身!実は体調維持のためにコレが重要!

 

安全靴

 

安全靴には、建築現場で履くような編み上げのブーツタイプのものから、工場や倉庫で履くスニーカータイプのものまで種類があります。

 

安全靴は、つま先の部分に鉄板や、強化プラスチックの板が入っているので、重量のある落下物から足を保護してくれるのが、大きな特長です。

 

ブーツタイプのものは、足全体を覆ってくれて安心感があり、靴底も硬くて厚めで、完全ではありませんが踏み抜きも防いでくれそうです。

 

 

ただし避難時ということを考えると、履くのには少し時間がかかりそうで、慣れが必要です。

 

スニーカータイプの安全靴は、履きやすさや重量など、普通のスニーカーとほとんど同じ感じなので、履きなれていなくても避難用に適しています。

 

価格的には、有名スポーツブランドのものなど高いものは1万円以上ですが、ノーブランドの手ごろなものであれば3千円前後からあります。

 

靴底については、スニーカーなどより少し厚めで、ガラスなどの破片には問題ありませんが、釘の踏み抜きは防げません。

 

踏み抜き防止機能がはじめから備わっている安全靴もありますが、一足8千円程度と、少々値段が張ります。

 

履きやすさ、重さ、価格などの比較をして、まとめてみました。

 

  登山靴 スニーカー 安全靴
履きやすさ △  ◎ 
重さ ✕  ◎ 
落下物 ◎  ✕
 踏み抜き 〇  ✕  △  
 価格 ✕  ◎   〇 

 

おすすめは、スニーカータイプの安全靴です。

 

 

スニーカータイプの安全靴は、ホームセンターなどで、一足3千円くらいから、サイズも豊富にあり、女性の足のサイズにもある程度対応しています。

 

「踏み抜き」に効果のあるグッズがあるので、一緒に使うと完璧です。

 

[quads id=1]

 

よりベストにするための私の工夫

 

スニーカータイプの安全靴の靴底は、普通のスニーカーよりも多少厚めという程度なので、釘の踏み抜きには有効ではありません。

 

そこで、中敷きタイプの「踏み抜き防止板」を、一緒に購入するのが良いと思います。

 

 

ホームセンターで、一足分が1,000円くらい販売されています。

 

この「踏み抜き防止板」があれば、普段履いているスニーカーと変わらず履きやすく、重さもなく、落下物、踏み抜きへの対策もとれた避難用の靴が完成です。

 

価格的にも靴と板をあわせて4~5千円と、あまり負担が大きくなく準備できます。

 

枕元に備えておくのはもちろんですが、電車通勤をしている人は、震災後に徒歩で自宅へ帰る場合に備えて、オフィスに一足置いておくと良いと思います。

 

[quads id=2]

 

実際に靴を選んでみて気づいたこと

 

私は職業柄、仕事中は安全靴を履くので、年に2~3足は買い替えます。

 

色やデザインなどの見た目を優先して選んで、すぐにダメになる、履き心地が悪いなど「ハズレ」を買ってしまったこともありました。

 

そこで防災用に買うことを考えて、安全靴選ぶ際の注意点を、いくつかあげてみたいと思います。

 

acpoint

 

安全靴に限らず、靴を選ぶ時の基本ですが、必ず実際に売り<b場で履いてみて、サイズを確認しましょう。

 

安全靴は少しでもサイズがきついと、つま先に入っている鉄板や強化プラスチックの板があたって、履いていると足が痛くなります。

 

「踏み抜き防止板」を中に敷くことを考えて、1サイズ上を選ぶのが無難です。

 

また、価格の安いものは1,000円くらいから、ありますが、安すぎるものは少し履いただけでダメになるものがあります。

 

私は以前、安い安全靴を買ったのですが、靴底の接着が弱かったようで、10日くらい履いたところで、かかとの部分からソールがはがれてしまったことがあります。

 

非難の際に自分の身を護ってくれるものですので、十分に履き比べてみて、合うものを選ぶようにしましょう。

 

そして地震などの災害は、いつ来るかわかりません。避難用の靴も、「備えようか…」と思った時が備え時です。

 

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です