セルフスタンドの給油!途中で止まるのはなぜ?上手な方法は?

 

「シュ~、カチッ!」

「シュ~、カチッ!!」

 

日々男

「何これ!?まだいくらも入ってないのに!!」

 

セルフ式のガソリンスタンドで、給油口にノズルを差して給油を始めたら、まだ満タンじゃないはずなのに、自動で止まってしまう…。

 

こんな経験ありませんか?

 

私はセルフ式のガソリンスタンドをよく利用するのですが、給油がすぐに止まってしまうことはしょっちゅうです。

 

せっかちな性格なのでイライラするんですよね(笑)…。

 

満タンになったときに給油口からガソリンが吹きこぼれてしまわないように、そういう仕組みになっているのはわかるのですが…。

 

でも、できるなら途中で止まらずにスムーズに給油したい!

 

そこで、セルフ式のガソリンスタンドで給油をするとき、

  • なぜ途中で止まってしまうのか?
  • 上手な給油の方法はあるのか?

について調べてみました。

 

なぜ満タンじゃないのに止まるの?

 

セルフ式のガソリンスタンドで自分の車に給油しようとすると、だいたい入れ始めたところでよく止まってしまいます

 

すぐにノズルのレバーを引いても、2~3回止まるのです。

 

ガソリンスタンドの店員さんに聞いてみたのですが、満タンではないのに止まってしまう理由は2つあるそうです。

 

給油ノズルの安全装置

 

ガソリンスタンドの給油ノズルには、満タンになったときに自動的に給油が止まって吹きこぼれるのを防ぐ安全装置がついています。

 

この給油ノズルの安全装置の仕組みが、満タンではなくても給油が止まってしまうことに関係しているのです。

 

給油ノズルの口の部分には、ガソリンンが出てくる口の他にもう一つ穴があって、これが安全装置のセンサーになっています。

 

 

給油口からガソリンを給油すると、タンクの空きの部分の空気が給油口から出てきます。

 

出てきた空気がノズルの先の穴から入っている間は、タンクに空きがあるのでガソリンンが流れます。

 

このセンサーの穴にガソリンがあたって空気が入っていかなくなると、給油口の口の部分までガソリンが入っていることになり、給油が自動で止まります(オートストップ機能)

 

ガソリンが入り始めたときに、給油口のパイプの中で、入っていったガソリンとタンクになかから抜けてきた空気が混ざって泡になり、ノズルの先がふさがります。

 

そうするとのセンサーの穴に空気が入っていかないので、安全装置が働いてしまい給油が止まるのです。

 

ガソリンタンクのパイプの太さや形

 

セルフ式のガソリンスタンドで給油をしているときに途中で止まってしまうのは、給油口とガソリンタンクをつないでいるパイプの太さや形も関係しています。

 

トラックやオートバイの燃料タンクとちがって、普通車などは燃料タンクが給油口から少し離れているので、間がパイプでつながっています。

 

 

車種や燃料タンクがある場所、タンクの大きさなどによって、給油口と燃料タンクをつないでいるパイプの長さ、太さ、形が違います。

 

例えば、給油口から燃料タンクまでパイプに角度がついていたり、排気量の大きい車に比べて軽自動車のパイプの方が細かったりするなど、給油したときタンクからの空気の抜け方に違いがあるので、安全装置のセンサーがしやすくなります。

 

私が自家用に乗っている軽自動車だと、給油の時に必ずといっていいほど入れ始めで何回か止まります。

 

ところが仕事で乗っている会社のバンはどこのガソリンスタンドで給油しても途中で止まるということはありません。

 

これも車種や車の大きさ、タンクやパイプの形、太さが関係しているのではないかと思います。

 

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途中で止まらない上手な給油の仕方は?

 

セルフ式の給油の時に止まらずに入れられるかどうかは、車種やスタンドの給油機によっても違いがあります。

 

自家用車では決まって毎回のように止まってしまうので、何か良い方法はないかと思い、いつも給油しているガソリンスタンドの店員さんに聞いてみました。

 

「絶対の方法ではないけど…」といいつつ、店員さんが実際に給油しながら教えてくれた途中で止まりにくい方法「4つ」です。

 

はじめだけレバーを弱めに引いて給油

 

  • ガソリンを入れ始めた最初だけ、ノズルのレバーを半分くらいだけ引いて、あまり勢いよく入らないように給油します。
        

  • こうすることで、タンクの中の空気が抜けるときにができにくくなり、安全装置のセンサーが作動することが少なくなります。

 

  • 2~3リットルガソリンが入ったところで、レバーをすべて引いて残りを給油する。

 

 

ノズルの角度を変えてみる

 

  • 差しているノズルを給油口のなかで上向きにしたりして角度を変えてみます。

 

  • 給油口に入っていくガソリンの流れを変えることで、タンクのなかの空気がスムーズになり安全装置のセンサーが作動することが少なくなります。

 

10秒くらい待って再開

 

  • 給油が途中で止まってしまったら10秒くらい待って、もう一度ノズルのレバーを引きます。

 

  • 給油をはじめたときにタンクの中の空気が抜けきっていないので、ガソリンがタンクに流れ込むのを待ってから入れるとスムーズに入りやすくなります。

 

給油口の音に注意してみる

 

  • 「10秒くらい待つ」と似ていますが、給油が止まってしまったときに給油口の所の音に注意してみましょう。

 

  • 給油口から「ゴボゴボッ」と音がしていたら、音がやむまで待ってから給油をはじめます。

 

  • 「ゴボゴボッ」という音がしているときは、給油口から入っていくガソリンとタンクの中から抜けてくる空気が中で混ざっている状態のときでセンサーが作動しやすいときです。

 

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何回か試してコツをつかむ

 

私が乗っている軽自動車のように、給油の時はたいてい入れ始めから給油が止まってしまう車もありますし、どこのスタンドで給油してもまったく止まらずにスムーズに給油できる車もあります。

 

私の車の場合は、はじめから勢いよく給油すると止まってしまうことが多いので、最初だけレバーを半分くらいだけ引いて弱めに給油しておいて、数リットル入ったところで普通に給油する方法が一番合っているようです。

 

 

「ノズルのレバーは全部引く」「給油が自動で止まったあとに継ぎ足し給油はしない」というのが、「給油の正しい手順(消防庁)」ということになっているので、ある程度ガソリンが入ってから今回の方法を試すのはお勧めしません。

 

「ベストな方法」がどれなのかは、車種にもよりますし給油機やノズルとの相性もあるので、「4つ」の方法を何回か試してみてコツをつかむようにするとよいと思います。

 

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