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『うっわ~!!どうしよう!!!!』
『絶対!無理!胃カメラなんて無理!!』
胃の調子が悪くて病院に行ったら「念のため次回、胃カメラで検査しましょう!」なんて言われてしまった…。
『口から…?オエ~ッってなりそう…鼻から…?痛くない…?』
初めて胃カメラの検査を受けるのに、不安になっている、あなた!
のどから入って食道から胃まで管が通る…想像しただけでも怖い!ですよね。
なるべくなら痛くない、苦しくない、そして辛くない方法で検査を受けたい!そう思うのは当たり前です。
私が初めて胃カメラの検査を受けたのは、かれこれ30年前!
今まで何度も受けているので、だいぶ慣れましたが、それでも検査前は落ち着かないものです。
私も断然、楽な方が良いのですが、実は検査を受ける理由や、状態によって、鼻からと口から、それぞれ合う合わないがあるのです。
鼻からか?口からか?どちらが楽か?
どちらかを選ぶ際に、「実はこれを知っておくといいかも!」という情報をまとめてみました。
口から入れる胃カメラ
胃カメラの検査が嫌なのは、のどを通る時に「オエ~っ」となる咽頭(いんとう)反射が起きるからです。
もちろん何もせずに、いきなり胃カメラを入れるわけではなく、まず胃の動きを弱める注射を肩に打ちます。
そしてシャーベット状やゼリー状になった麻酔薬を、のどに含んで待ちます。
10分ほど経ったら、足を折る形でベッドに横向きなって、穴の空いたマウスピースを口にくわえて、いよいよ検査の開始です。
胃カメラの検査に慣れている私も、のどに入ってくる瞬間は、多少苦しくて嫌な感じです。
ですが「オエ~っ!」となっても、嫌なのはこの時だけで、のどを通過してしまえば、後はそんなに苦しくはありません。
胃カメラを入れるときに、先生や看護婦さんが「体の力を、抜いて、楽にして!」と声をかけてくれます。
実はけっこう、これが大事なポイントです。
のどの麻酔薬を使っていても、体に力が入っていると、のどが絞まりがちで、胃カメラが入るときに苦しく感じるからです。
私はいつも、天気の良い日に、広い花畑にダラ~ッと寝転んでいるところを想像して、体の力を抜くようにしています(笑)。
ひととおり見終わったら、胃カメラを引いて抜くわけですが、このときはスルスル~という感じで、それほど苦しくはありません。
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鼻から入れる胃カメラ
鼻からの胃カメラの場合は、舌の付け根に触れないので咽頭反射が起きにくく「オエ~っ」となることがありません。
また、鼻から入れるのと口から入れるのでは、胃カメラの内視鏡の太さが違います。
鼻から入れる内視鏡は直径が4.9ミリ、口から入れる内視鏡は直径が10ミリです。
鼻から入れる場合も、両方の鼻にスプレーの麻酔をして、さらに内視鏡を入れる方の鼻にゼリー状の麻酔を注入します。
耳鼻咽喉科で、ファイバースコープのカメラを使って鼻やのどを診てもらう時に、あまり苦しい感じはしないと思います。
耳鼻咽喉科のカメラが直径4ミリなので、ほぼ同じ太さ、入りやすく楽です。
口からと鼻から どちらを選ぶか?
胃カメラの太さ、通る場所から考えると、断然、鼻から入れる方が楽です。
ただしのどが過敏な人は、鼻から入れても咽頭反射が起きて、多少「オエ~っ」となります。
また鼻腔(びくう)が狭い人や、鼻の中の形が曲がってしまっている(鼻中隔湾曲症)人の場合は、痛みがあったり、内視鏡が入らない場合があります。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔(ふくびくう)炎のある人も、鼻からは入れられないことがあります。
鼻から胃カメラを入れてみたけれど、痛みや粘膜の出血がある場合には、口からの検査に切り替えて、やり直すことになります。
またカメラの性能は、年々良くなっていますが、それでも画像の解像度は、直径の太さの分だけ口から入れる方が鮮明です。
ポリープなどの異常が見つかった場合、口からの内視鏡には電気メスも通るので、カメラで見ながら組織やポリープを採ったり、小さければガンも切除できます。
鼻からの場合は、組織やポリープを切り取ることが出来ないので、異常が見つかった場合は、機会をあらためて口から内視鏡を入れることになります。
このように『鼻からの胃カメラ』を選んでも、もう一度受け直すことになって、ふたたび嫌な思いをすることもあり得ます。
こういう場合には、はじめから『口から入れる胃カメラ』を選んだ方が、一度で済む分、楽といえます。
鼻からの検査を選んだほうがいいのは、
- 通常の健康診断や人間ドッグの場合
- 特に異常はないけど、念のために受ける
- 鼻腔が狭い、鼻炎などの症状もない
- でも、とにかく、苦しいのが嫌!
などの人です。
- 胃痛など、胃の調子が悪くて検査する
- バリウム検査などで再検査と言われた
- 鼻がつまりがち、鼻炎や鼻腔炎がある
などの場合の場合は、『体の力を抜く』『お花畑を想像してみる』などのコツを試しながらで、『口からの胃カメラ』をおすすめします。
また胃カメラは、検査する先生の上手い下手でも、「楽さ加減」が違います。
消化器の専門医や胃カメラの経験者の評判などを参考にして病院を選ぶのも、検査を楽に受ける対策のひとつです。
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実はあった!究極の胃カメラ検査!
胃に痛みがあったり、健康診断で胃の再検査を受けるように言われた…。
もしかしたら、ポリープなどの可能性もあるから、口から内視鏡を入れる方が良いのは「百も承知!!」
それでも『絶対に、苦しそうだから嫌だ!』
実はこういう場合に、とっておきの方法があります。
それは…
全身麻酔をして、口からの胃カメラ検査を受ける方法です。
この方法だと、眠っている間にすべて終わるので、『オエ~ッ』もまったくわかりません。
ただし実施していない病院もあるので、事前の問い合わせが必要です。
また、麻酔から完全に覚めるまで、3時間位病院のベッドで休んでから、帰ることになります。
胃カメラの検査を受けなければいけないけど、以前に口からでも、鼻からでも苦しかったとか、とにかく嫌!という人は全身麻酔での検査を検討してみましょう。
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胃カメラ検査で迷う人へ
私はここ数年続けて、人間ドックで再検査を指摘されて、胃カメラの検査を受けています。
検査でピロリ菌が見つかっていたり、胃炎があったり、昔の潰瘍の傷跡が確認されてます。
このような場合には、毎年胃カメラの検査を受けるよう、病院の先生から言われています。
私は、大腸にポリープがあって、切除の手術をしたのですが、次の大腸の検査は2~3年後で良いと言われました。
大腸はポリープがあっても、大きくなってガンなどになるのは年数がかかるのに対して、胃ガンの場合は進行が早いからだそうです。
私も、今までに何度も、胃カメラの検査を受けてきたとはいえ、やはりカメラの管が入る瞬間は、嫌なものです。
まして、初めて胃カメラの検査を受ける場合や、以前に受けて、すごくつらい思いをした場合は、『怖い!』という気持ちも十分わかります。
でも、胃に違和感があったり、検査で異常を、指摘されている場合は、『怖くて嫌だから迷って、そのまま…』という、状態だけは避けましょう。
ガンなどの場合には、治療の面や費用面でも『オエ~ッ』という苦しさとは比較できないくらい大変ですし、命にかかわることにもなりかねないからです。
そんなことにならないように、意を決して、口からの胃カメラ検査を受けることにする!
どうしても踏ん切りがつかなければ、麻酔で検査を『早めに』受けるようにしましょう!
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