タクシーでの忘れ物!?問い合せ先がわからない場合どうする?

 

「しまった!!スマホが無い!!!」

「うぁ~!タクシーの中に忘れたかぁ?」

 

さあ!いざ、忘れ物の連絡をしようと思ったけど、乗ったタクシーの会社がわからない! 会社名を見ながら乗車したわけではないから、思い出そうにも思い出せない…。

 

これじゃあ、電話しようにも連絡先がわかりませんよね。

 

タクシーの車内に忘れ物をした場合…

  • 確実に連絡先がわかる方法はないか?
  • 手掛かりがない場合に会社を調べるには?
  • 実は、タクシー会社への連絡よりも先にしたほうがよいこと…

などについて調べてまとめてみました。

 

一番はじめにやっておいた方がいいこと

 

タクシーに忘れ物をしてしまった…すぐにでもタクシー会社を調べて、連絡をしたいところですが…

実は!忘れ物に気づいた時点で、すぐにやっておくべきことが一つあります。

 

それは…!

  • スマートフォンや携帯電話の場合は、携帯会社に連絡して遠隔でのリモートロックをかけてもらう
  • クレジットカードの場合は、クレジットカード会社に連絡をして、カードの機能をとめてもらう
  • Suica(スイカ)などのICカードも、同じく機能をとめてもらう

ようにしておくことです。

 

タクシーの運転手さんが忘れ物に気がつく前に、後からの乗客が忘れ物のスマホや財布を見つけて、そのまま持ち去られてしまう恐れもあるからです。

 

 

「どこのタクシー会社だったかなぁ…?」と思い出せずに気をもんでいるうちに、スマホの個人情報が抜かれていた、クレジットカードやICカードが使われてしまっていた…などの被害を防ぐことを、まず先にしましょう。

 

タクシーの中ではありませんが、私は以前に、終電間際の駅のベンチで居眠りをしてしまい、財布を抜き取られたことがあります…。

 

帰宅して、朝になってからカード会社に連絡した時には、すでに新幹線の回数券を購入されて「何十万」という被害に遭った、苦い経験があります。

 

この時は幸い、保険の適用になりましたが、無いと分かった時点で、カード会社への連絡をしていれば未然に防げていたはずです。

 

まずは、スマホや携帯にリモートロックをかけてもらう、クレジットカードやICカードの機能を止めてもらい、それから落ち着いてタクシー会社の連絡先を探していくことにしましょう。

 

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領収書やカードでタクシー会社がわかる

 

自宅の近くや最寄りの駅などで、ふだん利用しているタクシーなら別ですが、外出先で利用した場合などは、どこにある、どんな名前のタクシー会社かは、分らないことが多いと思います。

 

忘れ物を早く見つけたいけれど、会社がわからない…どうしようか慌てる前に、まずは、料金を払った時のレシートがないか、焦らずに探してみましょう。

 

料金を払った時に、運転手さんが渡してくれるレシートには、会社名と電話番号、車両の番号などが出ているので、早く確実に連絡が取れる手掛かりになります。

 

 

「レシートはいらないと思って捨ててしまった…」

 

もしも、クレジットカードやICカードで料金の支払いをしているのなら、大丈夫!タクシーの会社を調べることができます。

 

クレジットカードやICカードで料金を支払っている場合、カード会社に連絡すれば、カードの履歴から支払をした端末機がわかるので、端末機からタクシー会社と車両がわかります。

 

クレジットカードやICカードの会社に連絡をして、「カードで料金の支払いをしたタクシーに忘れ物をしたが、連絡先がわからないため、タクシー会社を知りたい」と状況を説明し、問い合わせてみましょう。

 

現金で支払い レシートも無い場合には?

 

「料金の支払いはカードじゃなく現金、レシートはどこかへやってしまった…」

「タクシー会社の名前はわからない…」

 

という場合には、忘れ物の連絡先を探すのにどうしたらいいのでしょう?

 

その場合には、各都道府県ごとにある「タクシー(ハイヤー)協会」に連絡をしてみましょう。

一般社団法人 全国ハイヤータクシー連合会
「都道府県協会一覧」にそれぞれの協会へのリンクがあります

 

都道府県ごとのタクシー協会によっては、さらに地区ごとに分かれている場合もあるので、乗車した地区の協会に連絡をします。

 

連絡するときには…

  • タクシーに乗った日、時間
  • 乗車区間
  • タクシーの特徴(色、デザイン、社名表示灯など)
  • 名前、連絡先、忘れ物の特徴

などの情報を伝えましょう。

 

タクシー協会では、問い合わせの情報を加盟しているタクシー会社に連絡して、忘れ物の問い合わせをします。 忘れ物があれば、タクシー会社から連絡が入ることになります。

 

タクシー台数の多い場所、時間帯の場合には、「乗車した日時」「乗車区間」だけよりも、乗車したタクシーの特徴について思い出せる情報はどんなものでも伝えるようにしましょう。

 

 

もしも乗ったのが、たしか「個人タクシー」だった気がする…という場合には、

  • 個人タクシーの場合は、各地に「個人タクシー協同組合」と「個人タクシー協会」がありますので、「都道府県名 個人タクシー」で検索すれば見つかります。
  • 「組合」「協会」によってはホームページ上で、忘れ物の問い合わせを受け付けているところもあります。
  • タクシー協会への問い合わせと同じように、「乗車した日時」「乗車した区間」「忘れ物の特長」などを伝えます。
  • 個人タクシーの「組合」「協会」は、忘れ物の問い合わせの内容を、各会員あてに連絡をしてくれます。
  • 個人タクシーの場合、忘れ物を発見した時は最寄りの警察署や交番などに届けて、同時に所属する「協会」や「組合」に連絡をしているので、あわせて警察にも問い合わせをしましょう。

 

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ロゴマークや色を手掛かりに連絡してみる

 

はっきりした会社名はわからないけれど、ロゴやマークに見覚えがある…。

早く忘れ物を見つけたいので、とりあえずあてはまりそうなタクシー会社に連絡してみよう…。

 

という場合には、

  • 「地域名」とロゴなどで検索して、タクシー会社のホームページを探してみる
  • タクシー教会のホームページから、加盟会社へのリンクを探してみる

などの方法で、ホームページを探しましょう。

 

ホームページに出ている、その会社のタクシーの写真が、乗車したタクシーの特徴と一致するかもしれません。

 

タクシー会社によっては、電話以外にもホームページ上に「忘れ物の問い合わせフォーム」を用意しているところもあります。忘れ物をしたタクシーの会社と思われる場合は、ホームページからも問い合わせをしておくとよいでしょう。

 

 

また、同じロゴマークや色、社名表示灯(車の天井に乗っているアレです)を使っているタクシー会社がたくさんある場合があります。

 

これは、配車の無線を共同で利用している「無線局」に加盟しているタクシーです。

 

加盟会社が多い無線局のタクシーの場合、自分が覚えていた色やロゴマークは一緒でも、探しているタクシーは違う会社だった、ということもあります。

 

この場合は、そのロゴマークや車両の色の「無線局」に問い合わせを入れて、「乗車した日時、区間」などを伝えれば、加盟している各会社の車に無線で情報を流してくれます。

 

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警察にも連絡してみる

 

タクシー協会やタクシー会社へ以外に、警察にも問いあわせをした方がよい場合があります。

  • 財布などの貴重品
  • 忘れ物をしたのが一週間以上前
  • スマートフォンや携帯電話

の場合です。

 

タクシーの社内では忘れ物があった場合、とりあえず会社に連絡を入れて、車内で保管、営業が終わり車庫(営業所)に戻ったときに、対応の処理をします。

 

このときに…

STEP.1
中身などから持ち主がわかりそうなものは、中を確認して、本人に連絡する
STEP.2
落とし主がわからないのについては、会社が一週間保管した後、最寄りの警察署に届け出をする
STEP.3
貴重品など、忘れ物によってはすぐに警察に届けることもある
STEP.4
食品などは当日のみ預かって廃棄

というような流れで処理をするので、貴重品や、一週間以上前の忘れ物については、すでに警察に届け出が済んでいることもあります。

 

 

また、スマホや携帯の場合、自分の番号に電話すればいいのでは?と思いますが、プライバシー保護のため、忘れ物のスマホや携帯に着信があっても、タクシー会社の人が直接電話にでることはしません。

 

スマホや携帯電話については、

STEP.1
タクシー会社が警察に届ける
STEP.2
警察から携帯会社に調査を依頼
STEP.3
携帯会社から持ち主に連絡をする
STEP.4
届けられている警察署で受け取る

という処理の流れになります。

 

個人タクシーには営業所はないので、忘れ物を見つけた場合には、すぐに最寄りの警察に届けることになります。

 

警察にも届け出をしておけば、場合によってはタクシー協会やタクシー会社からの連絡よりも先に、忘れ物が見つかるかもしれません。

 

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気がついたら連絡はすぐに!

 

タクシーの忘れ物で多いのは、1位がスマートフォン・携帯電話、2位がバッグ類、3位が財布…となっています。

 

スマホの場合、ICカード、クレジットカードの決済機能だけでなく、銀行口座の管理などのアプリを入れていたり、お金や個人の信用情報が詰まっています。

 

カバンやバッグの場合、それが仕事で使っていた場合、会社の重要書類や顧客などの個人情報が入っているということも…。

 

運悪く見つからなかったうえに、金銭的な被害だけではすまないことにならないように、念には念を入れて、二重三重に問い合わせや連絡を入れるようにしましょう。

 

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