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『引っ越しして住所が変更になったら、銀行の口座の住所も手続きした方がいいかな?』
『別に住所変更しなくても、ATMでお金はおろせるし…いいか?』
たしかに…普段お金を出し入れしたり、振り込みなどをするのもATMで用が足りてしまいます。
引っ越して住所が変更になっていても意外と見落としがちなのが、銀行での手続きです。
住所が変わっても、銀行で、住所変更していない!という人がけっこういます。
でも、実はいざ!というときに不便なんですよ~!!
そこで引っ越しで住所が変更になったときに、銀行での手続きとその方法などについて調べてみました。
住所変更はしたほうがいいの?
引っ越しして住所が変更になった場合に、銀行で手続きをしないと、どんな支障があるのでしょうか?
引っ越して、住所の変更を銀行に届けていなくても、ATMで普通にお金の出し入れも出来ますし、引き落としや振り込みも出来ます。
振り込みなどで窓口に行く用事がある場合に、手続きの用紙に新しい住所を書けば、届けられている住所と違うことがわかるので、変更するように言われるでしょう。
もしも窓口を利用する機会が無ければ、特に支障はないのでは…?
いいえ!
実は支障があるんです!
それは…キャッシュカードです!
キャッシュカードの使用期限が更新されて、新しいカードが送られてくるときに不便な思いをすることになります。
『郵便局に「転居届」を出しておけば、転送されるから大丈夫でしょ…?』
確かに、銀行から送られてくるキャンペーンのお知らせなどのダイレクトメールは転送されてきますが、キャッシュカードは転送されないのです。
使用期間が更新されて新しく送られてくるキャッシュカードは、封筒の宛て名面をよく見ると「転送不要」と書かれています。
これは、封筒の住所に宛名の人が住んでいなければ、「転送せずに差出人に戻してください」という意味の表示です。
引っ越しの住所変更!郵便局への届けは?どのようにする?
何か不正の目的でキャッシュカードが使われたり、他人の手に渡るのを防ぐ意味もあり、転送されないようにしています。
引っ越しても銀行に住所の変更を届けていないと、新しいキャッシュカードが受け取れず、最悪しばらくATMが使えない!ということになりかねません。
銀行のキャッシュカードにクレジットカードも一体になっているものも多いので、カードで買い物ができない…なんてことも…。
カードを発行している銀行やカード会社に住所変更の届けを出さないと、あらためて新しいカードが送られてくることはありません。
また住所を変更していないと、キャッシュカードや通帳を紛失したとき、手続きに手間取ることがあります。
紛失の届けを出して再発行してもらうときに、運転免許証、パスポートなど、本人確認資料が必要になるからです。
本人確認の身分証明書などが新しい住所になっていて、銀行に届けている住所が旧住所のままの場合、別に確認が必要になることもあります。
また預金以外に投資信託などの取引をしている場合に、「約款」や「重要事項説明書」などが改定になることがあります。
この場合、「改定の内容に同意する」内容の書面が郵送されてくるので、署名、捺印して銀行に提出しなければなりません。
銀行に住所変更の手続きをしていないと、書類が住所不明で届かなくて、最悪の場合、取引を継続できなかったり投資信託などの金融商品の口座が解約になることもあります。
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住所変更の手続きは?
銀行と取引しているのが普通預金だけの場合と、定期預金やローンなど普通預金以外の取引がある場合では、住所変更の手続きの仕方が少し違います。
普通預金だけの場合
銀行によって取り扱いが少し違うところもありますが、「普通預金」の住所変更は…
- コールセンターの電話
- インターネットバンキング
での手続きが、窓口に行く必要がなく簡単に済ますことができます。
ホームページから住所の変更届を作成できて、プリントアウトして郵送すれば、手続きが完了する銀行もあります。
インターネットバンキングのサービスを申込んでいない場合などは、店舗の窓口で手続きをすることになります。
また信用金庫や信用組合などでは、コールセンターやインターネットバンキングの取引がないところもあるので、この場合も窓口で手続きすることになります。
手続きに行く窓口は、
- 口座のある取引店に行く、という銀行と、
- 最寄りの店舗ならどこでも可能、
という銀行があるので、事前に確認しておきましょう。
必要書類は…
- 口座の届出印
- 通帳
- 本人確認資料
- 新しい住所が確認できるもの(住民票など)
などです。
必要書類も届出印と本人確認資料で済む銀行もあります。
手続きする前に、一度ホームページなどで確認しておきましょう。
ローンや金融商品の取り引きがある場合
普通預金以外に、
- 定期預金
- 積立預金
がある場合や、
銀行で
- カードローン
- 住宅ローン
- 投資信託
- 生命保険
などの取引や加入をしている場合は、コールセンターやネットバンキングでは住所変更が出来ず、取引店の窓口での手続きが必要になります。
また住民票謄(抄)本や住民票記載事項証明書などの書類が必要になるものもあります。
普通預金以外の預金取引や、ローン、投資信託などの金融商品の取引がある場合は、ホームページで確認するか、一度銀行に問い合わせましょう。
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住所変更!この場合はどうなの?
今までに引っ越しなどで住所が変更になり、銀行で住所の変更をしたことがある人は別として、あまり慣れていない人も多いのでは、ないでしょうか?
そこで銀行の住所変更の手続きについて、よくある質問をまとめてみました。
住所変更すると支店も変わる?
「もしも銀行で住所変更の手続きをすると、口座の支店も変わりますか?」
住所変更の手続きで支店が変わることは、基本的にありません。
取り扱いの支店が変更になったら、カード会社やネットショッピングの引き落とし口座の変更をしなきゃ…と、心配になりますが、支店は変わらないので大丈夫です。
引っ越ししたら、口座を作り直す?
「同じ銀行でも、引っ越したら最寄りの支店で口座を作り直した方が良いの?」
とくに同じ銀行で口座を新しく作り直す必要はありません。
逆に、クレジットカードやネットショッピングなどの引き落とし口座を、すべて変更しなければならないので、かえって不便です。
本人の代わりに家族は手続きできる?
ほとんどの銀行では、委任状と代理人本人の本人確認書類を持参すれば、代理人が本人のかわりに住所変更の手続きをすることができます。
また代理人による住所変更の手続きは、受付ていない銀行もあります(三菱東京UFJ銀行など)。
この場合ネットバンキングや郵送など、いずれかの方法で本人が手続きをしなければいけません。
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場合によっては解約も…
引っ越しで住所が変更になった場合、普通預金に関しては一部の信用金庫や信用組合を除いて、窓口に行かなくても手続きができるところがほとんどです。
郵送やネットバンキングの手続きなら、それほど手間もかからず簡単にできるので、引っ越しの際には忘れずに手続きをしましょう。
ただ場合によっては、引っ越しのときに口座を解約してしまうのもひとつです。
私は以前転勤族で、2~3年ごとに引っ越しをしていました。
転勤先の職場では、会社の取引の都合などから給料の振込口座は地元の銀行に決まっていることが多く、転勤のたびにメインで使う銀行口座が変わっていたのです。
はじめのころは「記念に」とか「そのうちまた使うかも」という理由で、多少残高が残っている口座を、そのままにしていました。
引っ越して年数がたつうちに、キャッシュカードの期限が切れても住所不明のままなので、新しいカードが届かなくなり、コンビニなどのATMなども利用できなくなりました。
こうして、銀行からの案内もいっさい届かない口座がたまってしまったのです…。
一つ一つの銀行に連絡して解約なり住所変更の手続きをするにも、その手間や費用と残高を考えると面倒で、結局そのままになっています。
現在は、口座の維持管理手数料をとる銀行はまだ少ないですが、今後は使われていない口座については手数料がかかるようにならないとも限りません。
引っ越しの際は…
- 銀行の住所変更を忘れずに
- 使う予定のない口座は思い切って解約
しましょう。
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