アフィリエイト広告を利用しています
夜のあいだに雨から雪に変わって、明日の朝はかなり積もるらしい…。
チェーンをつけておこうと思ったものの…前のタイヤにつけるのか、後ろのタイヤなのかわからない!
車に詳しい人に教えてもらおうと思って電話したら、「駆動方式は何?」「駆動輪につければいいんだよ」と言われたけど…。
こんなふうに突然の大雪に備えて、いざチェーンをつけようと思ったものの、前輪と後輪、どちらのタイヤなのかがわからない!と困っていませんか?
チェーンは、車のタイプによって前輪につけるか後輪につけるのか分かれます。
もしも間違えてつけてしまうと、チェーンが役に立たなくて上手く運転することが出来ず、雪道で恐ろしい思いをすることになります。
チェーンをつけるのは前輪?それとも後輪?どうすればいいのか見ていきましょう。
駆動方式を調べる
チェーンをつけるのは前輪なの?それとも後輪?
インターネットで調べたけれど「駆動輪につける」とか「FFなら前輪、FRなら後輪」と書かれていた…。
教習所で習った気もするけれど、駆動方式、駆動輪って何?
自分の車はFF?FR?
そもそも、それがわからない…という場合、どうすればいいのでしょう?
駆動方式というのは、エンジンの力を「どのタイヤに伝えて動かしているのか」ということです。
前のタイヤで動かしているのが「前輪駆動」、後ろのタイヤで動かしているのが「後輪駆動」です。
前と後ろの4つのタイヤで動かしている「4輪駆動」もあります。
チェーンを「駆動輪につける」というのは、エンジンの力を伝えて車を動かしている方のタイヤにチェーンをつけるということです。
そして車はエンジンの位置(前にあるか後ろにあるか)と駆動方式で5つの種類に分かれます。
それがFFとかFRです。
駆動方式は5種類ありますが一般的な車種は、FF、FR、4WDの3種類がほとんどです。
FF | 前にエンジン | 前輪駆動 |
FR | 前にエンジン | 後輪駆動 |
4WD | 前にエンジンが多い | 4輪駆動 |
チェーンをつけるのに自分の車の駆動方式を知りたい!
その場合には、
- 車のグローブボックスなどに入っている車の「取扱説明書」をみる
- 車のメーカーかディーラーに電話して聞く
- 車のメーカーのサイトで自分の車の「主要諸元表」をみる
いずれかの方法で調べることができます。
取扱説明書をみる
車のグローブボックスなどにしまってある取扱説明書をみるのが、一番確実な方法です。
目次にある「積雪、寒冷時の取り扱い」や「寒冷時の取り扱い」というページをみると、「タイヤチェーンの装着」の項目に前のタイヤにつけるか、後ろのタイヤにつけるかが出ています。
車のメーカーかディーラーに電話して聞く
車のメーカーのお客様相談室やディーラーに直接電話をして、乗っている車にチェーンを取りつけるのは前輪か後輪かを聞いてしまいましょう。
ある意味、この方法が一番手っ取り早いかもしれません。
ディーラーに電話する場合は別に車を買ったお店でなくても、同じメーカーのディーラーなら大丈夫です。
ただ車によってはFFと4WDの2つのタイプがあるものもあるので、問い合わせる前に車の「型式」を確認しておくと良いと思います。
「型式」は車検証に記号や番号で出ています。
メーカーのサイトで「カタログ」「取扱説明書」をみる
- 探してみたけれど取扱説明書が見つからない
- メーカーやディーラーに電話で問い合わせをしようと思ったら、定休日や時間外だった
こんなときには車のメーカーのサイトで車種別の「カタログ」や「取扱説明書」を探してみましょう。
メーカーや車種によって多少の違いはありますが、自動車メーカーのサイトでは生産や販売が終わった車を含めて、「カタログ」や「取扱説明書」をPDFファイルなどで見ることができるようになっています。
メーカーのサイトのどこにあるのか見つかりにくい場合は、サイト内検索(虫眼鏡のマークの「ここに入力して検索」)に「○○○カタログ」「△△△取扱説明書」などと入力して探してみましょう。
カタログには「主要諸元表」という車のスペックが書かれているページがあり、駆動方式が出ています。
メーカーのサイトで取扱説明書が見つかったら、「チェーンの装着」について書いてあるページを探しましょう。
FFは前輪、FRは後輪、4WDは車による
チェーンをつけるのは、エンジンの力を伝えて車を動かしている方のタイヤ「駆動輪」に取りつけます。
FF(前輪駆動) | 前のタイヤ |
FR(後輪駆動) | 後ろのタイヤ |
4WD(四輪駆動) | 前輪または後輪(車種による) |
FFは前のタイヤ、FRは後ろのタイヤにチェーンをつけます。
4WD(四輪駆動)は、FF(前輪駆動)ベースの車とFR(後輪駆動)ベースの車があるので、取扱説明書に書かれている方に取りつけます。
練習しておきましょう! JAFが教えるタイヤチェーンの付け方
駆動輪ではない方のタイヤにチェーンをつけてしまうと、いざ走ろうとしても空回りして走れなかったり、走れたとしてもスリップして最悪の場合は衝突するなどの危険もあるので、よく確認をしましょう。
チェーンを取りつけてもらうという方法も…
FFなのかFRなのか、それとも4WDなのかを調べて、駆動輪にチェーンをつける…それはわかったけど自分ではできそうにない。
トライしてみたけれど、やっぱりダメそう…。
そんな場合でも、少し状況が限られてしまいますが、方法がないわけではありません。
それは…
- カーショップ(オートバックスやイエローハットなど)に行ってチェーンを取りつけてもらう
- 近くにあるガソリンスタンドに行って、チェーンの装着を頼んでみる
です。
カーショップもガソリンスタンドでも、通常のメンテナンスのメニューにはチェーンの装着は入っていないことが多いので料金がハッキリ決まっていない場合が多いですが、だいたい2,000~3,000円(税別)くらいです。
ただし!
- チェーンをつけたままで、雪もなく凍結もしていない道路を走ると、チェーンが切れてしまう危険があります
- 雪がかなり積もってからでは、取りつけてもらいにいくまでの道でスリップしたり、走行できなくなる危険があります
- タイミングよく行くことができても、チェーンを買いに来た人や取りつけてもらう人で混雑していて、順番待ちでかなり時間がかかることが予想されます。
そしてもう一つ…
- JAFのロードサービスに来てもらってチェーンをつけてもらう
という方法があります。
JAFの会員になっている人であれば、基本的に料金は発生しないので「無料」です。
会員ではない場合は基本料と作業料の合計で
- 昼間(8:00~20:00)の作業 約13,000円
- 夜間(20:00~8:00)の作業 約15,000円
くらいとなっています(一般道の場合)。
ただし…
毎シーズン、テレビのニュースなどでもやっていますが雪に慣れていない地域では、雪が降るとJAFへの救援依頼が殺到して待ち時間がまったく読めない…という状態になったりします。
チェーンをつけてもらいに行く、現場まで来てもらってつけてもらう、どちらの方法もそのときの状況や時間的なものが限られるのがちょっと難しいところです。
焦らずに安全最優先で
私自身、ふだん仕事で車に乗るので、雪の日には自分でチェーンをつけて雪が融ければ自分ではずします。
雪が降った時の対応は慣れているつもりですが、新しく買った自分の車のチェーンを大雪の日にいざつけようと思ったら、夜の暗い駐車場だったこともあって、つけるのに四苦八苦…1時間半以上かかったことがあります。
ですので…
もしも、これを読んでいるのが雪の降りだす前なら、ぜひ駐車場などでチェーンをつける予行練習をすることをおすすめします。
もう雪が降っていて、チェーンをつけるのに「どうしよう…」という状況のときは、
- とにかく焦らずに周囲の安全をよく確認する
- 落ち着いて車やチェーンの取り扱い説明書を読んで確認する
- とりつけ方はJAFの動画なども参考にして見てから作業する
ことをおすすめします。
コメントを残す