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「この電子ピアノ…もう使うことはないから処分したいね。」
「どこだったか忘れたけど、壊れていて出ない音があるんだよ。」
我が家の末っ子が、この春就職して家を出て一人暮らしをすることになったので、不要なものは処分をすることになったのですが…最後に残ったのが電子ピアノでした。
娘が3歳のころに買ったものなので、かれこれ20年以上も前の電子ピアノですが…
- 目立ったキズなどは無いが、いくつか出ない音がある
- 持ち上げようとしたが、かなり重い!(60~70㎏?)
という状態です。
なので…
- 出来れば自分たちで運び出さずに済むように
- なるべく費用がかからない方法で
処分をしたいと思って、いろいろと調べてから一番いい方法で処分をすることにしました。
電子ピアノって何ゴミなの?
電子ピアノはゴミの種類としては何ゴミに入るのでしょう?
家電製品ならば家電リサイクル法の対象であればリサイクル券を買って、回収業者に引き取ってもらうことになりますし、市町村の粗大ごみであれば処分手数料を払ってゴミにだすことになります。
我が家の電子ピアノはRoland(ローランド)社製だったので、メーカーのホームページを見てみました。
今回処分することになった電子ピアノです
ホームページによると電子ピアノは…
- 家電リサイクル法の対象品目ではない
- ピアノ線を使っていないので一般の家電製品と同じ(と考える)
- ピアノの本体部分とスタンドの部分は分解できる
- 各自治体のルールに従って粗大ゴミや大型ゴミとして処分を依頼(して欲しい)
- メーカーでは引き取りやリサイクルは行っていない
と書かれています。
とりあえずは粗大ゴミ、大型ゴミとして処分を考えることにしました。
自治体の回収に粗大ごみとして出す
電子ピアノを自治体の粗大ゴミや大型ゴミとして処分するのであれば、
- 自分で業者を探したりしなくて済む
- 決められた料金を払えば確実に処分できる
ので費用をあまりかけずに処分できます。
ただ…
- 家の中までは取りに来てもらえない
- 自分でゴミの集積所まで運ばなければいけない
というデメリットがあります。
粗大ゴミや大型ゴミの取り扱いは、各自治体によって違いがあります。
電子ピアノの処分手数料は、名古屋市が1,500円、大阪市が1,000円など、だいたい1,000円~2,000円の範囲です。
また長野市のように「集積所では出せないので、清掃センターに自分で持ち込み」というところもありますし、電子ピアノは回収していないという自治体もあります。
私の住んでいる千葉市では、「電子オルガン」「電子キーボード」は市では回収しないものの一覧に入っています。
「適正処理困難物」「排出禁止物」になるようで、「購入店またはメーカーなどに相談する」または「市が許可した処理業者に相談する(処分は有料)」」となっていました。
処理業者へ依頼することも考えたのですが、自分で家の外に運び出しておかなければいけないのと、ある程度の処分費と運搬料がかかるようで、我が家では依頼は見送りました。
このように自治体によって「回収している、していない」「処分手数料の金額」「ゴミのだし方」などに違いがありますが、自分で運び出すことができれば、費用があまりかからずに処分することができます。
まずは市町村のホームページか各家庭向けに配布をしている「ごみの出し方」等のチラシや冊子で、電子ピアノを回収しているかどうかや回収の方法、処分にかかる手数料などを確認しましょう。
電子ピアノの買い取り業者に依頼する
次に考えられるのは、「電子ピアノの買い取り」を行っている業者に買い取りを依頼して処分する方法ですインターネットで「電子ピアノ 買い取り」などで検索すると買い取りをしている業者のホームページが出てきます。
「電子ピアノの買い取り」の場合は、ピアノは引き取りに来てくれるので自分で運び出す必要がありませんし、「買い取り」してもらえれば処分費用がかかりません。
電子ピアノの買い取りの場合は
- 付属品(電源コード、譜面立て、椅子、取扱説明書)などがそろっている
- キズや使い古した感じが無い
- 音が出ないなどの故障が無い
- パーツが欠けているなどの故障が無い
などが買い取りしてもらいやすい条件になります。
また電子ピアノはグランドピアノなどに比べると、より新しい機種(製造から5~6年までくらい?)でないと値段がつきにくいようです。
ただし値段にこだわらなければ、古い機種でも数千円で買い取りされるケースもあるようなので、買い取りの査定を依頼してみる価値はありそうです。
「買い取りの査定依頼」は業者のホームページから電子ピアノのメーカー名や型番、製造年月日、キズや故障の有無、電子ピアノが置いてある階数などを入力すれば、メールで結果が届きます。
電子ピアノの型番や製造年月日は、ピアノの背面や鍵盤の下側などに貼られているシールで確認することができます。
今回処分した電子ピアノは背面にシールが貼ってありました
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オークションに出品する
買い取りでは対象にならなかった電子ピアノでも、なるべく費用をかけずに処分したいという場合には、オークションに出品するという選択肢もあります。
オークションに電子ピアノを出品する場合は、
- 価格は「1円~」など低く設定する
- 「引き取りに来てもらえる方」とか「運搬費を負担してもらえる方」など、発送の費用を自分で負担せずにすむようにする
などの方法で、なるべく入札してもらいやすく、自分が運搬の費用を負担しないで済むように条件を設定します。
オークションのサイトを見てみると、10年~15年前のものでも入札が入っていたりするので、買い取り業者の場合に比べると、処分できる可能性が高そうです。
ただし、故障が無く正常に使えるものでないと、後々トラブルのもとになりますし、買い取りの場合と同じで付属品はあったほうがいいでしょう。
また、
- 引き取りだと落札者に自宅に来てもらうことになるので嫌
- そもそもオークションが成立しないこともある
- 正常に動く場合でも汚れや使用感を理由に後からクレームになる可能性がゼロではない
などのデメリットもあります。
自宅からの運び出しや受け渡しをどうするかが、少し気にはなるところですが、買取では値段がつかず逆に処分費用が必要になるような電子ピアノでも、落札される可能性もゼロではないので、オークションも処分方法の一つとして検討する価値があります。
車で回っている廃品回収は?
市町村の粗大ゴミでは出せない、古くて故障しているから買取も無理、オークションも面倒…処分方法に悩んだときに、家の外で「不用品を無料で回収します」の声が…。
処分を急いでいても、「不用品を無料で回収します」とスピーカーから流しながら軽トラックなどで回っている業者に出すのは避けた方が良いでしょう。
すべての不用品回収の車がそうだとは限りませんが、国民生活センターなどにも多くの相談が寄せられていて、「無料」と言っていたのに積み込んでから有料と言われて何万円、何十万と請求されたというようなトラブルが起きているからです。
電子ピアノの回収業者に依頼する
我が家では、電子ピアノが市の粗大ごみの回収対象ではなく、市の許可業者での処分も費用や運び出しの問題があったので、粗大ゴミ・大型ゴミとしての処分はあきらめました
そして、その電子ピアノは…
- 出ない音がある
- 約20年前の古いものである
- 取扱説明書などの付属品がない
という状態ですので、電子ピアノの買い取りやオークションの対象としても考えることは出来ませんでした。
なんとか良い方法はないものか、「電子ピアノ 処分」などで検索をしていたら「電子ピアノを無料で回収する」という回収業者のホームページがいくつか出てきました。
無料回収は…
- 回収した電子ピアノは修理や補修をしてリサイクル品として国内、海外で販売する
- 買い取りにならなかった古い機種でも回収が可能(対象外の場合もあり)
- 離島は対象外など回収対象のエリアが決まっている
- 基本的に1階からの回収が無料の対象
- 2階以上は、エレベーターを使えるか階段かどうかなどで搬出の料金がかかる場合がある
というのが、ほぼ共通する特長です。
我が家は…
- 回収可能なエリアに入っている
- 約20年前の古い機種
- 出ない音(故障)がある
- マンションの6階
という条件になります。
回収の依頼はホームページから…
- 住所や氏名、連絡先の電話番号、アドレスなど
- 電子ピアノのメーカー、型番、製造番号など
- 一軒家か集合住宅か
- 電子ピアノが置いてある階数
- 2階以上の場合はエレベーターがあるか、階段での搬出になるか
などを入力するようになっているので、さっそく情報を入力して無料回収の依頼をしてみました。
すると…一社目は故障(出ない音がある)があるので「追加料金8,000円が必要」というメールが届き、二社目は「故障があっても回収料金は完全に無料になります。」と電話がありました。
もちろん無料で回収してもらえるということなので、二社目の業者さんにお願いすることにしました。
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電子ピアノの処分はすんなりと終了
回収の依頼をしてから引き取ってもらうまでは、あっという間でした。
という流れで進みます。
我が家はマンションの6階なので、エレベーターに電子ピアノが乗るかどうかが少し心配でした。そこで日時の打ち合わせのときに聞いたら、電子ピアノは立てて搬出するので全く問題はない、ということでした。
当日はドライバーさんと助手の方が二人で来られましたが、搬出の作業は手際よく、あっという間にトラックに積み込んで終わってしまいました。
おかげで今回我が家では、
- 部屋からの搬出もすべてやってもらい
- 処分費用が「0円」
で、すんなりと電子ピアノの処分をすることができました。
最初に処分しようと思った時から少し時間はかかりましたが、いろいろ調べてから処分の方法を決めて良かったと思います。
電子ピアノは大きさと重量があるので、搬出の条件によって処分の費用がかかる、かからないも含めて違ってきます。一つの方法、業者で決めてしまわずに、複数の候補に問い合わせや見積の依頼をして決めることをお勧めします。
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