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「あれ!!けっこうな点数!」
「このベルマーク、個人で交換できないかなぁ?」
我が家のキッチンの棚を整理していたら、大量のベルマークが出てきました。
子供たちが学校を卒業した後も、しばらく集めていたものをしまいっ放しにしていたようです。
処分してしまうのはもったいないので、どうせなら、個人で何か商品に交換しよう!という話になりました。
でも、そもそも学校の収集以外で個人で交換することはできるの?という疑問が浮かび…
- 集めたベルマークを個人が商品に交換することはできるの?
- 個人での交換ができないなら、どこかに寄付しようと思うけれど方法は?
- 送り先の学校を選んで、ベルマークを寄付することはできる?
など、
子供たちが学校を卒業してから、少し縁遠くなった「ベルマーク」について、あらためて調べてみることにしました。
集めたベルマークは個人でも交換できるの?
いつのまにか貯まったベルマーク。どうせなら、一定の点数で個人でも何かに交換することって出来ないのでしょうか?
答えは…
『残念ながら個人で交換することはできません。』
ベルマーク運動は集められたベルマークによって、学校の設備や教材をそろえて、子供たちの教育を援助する、というのが目的です。
集めたベルマークで商品などに交換できるのは、ベルマーク運動に参加している幼稚園・保育園や学校などのPTA、大学、地区の公民館などが対象になります。
参加しているPTAなどで集めたベルマークは、種類ごとに整理、集計してベルマーク教育助成財団というところに送られ、「1点1円」で各団体ごとの預金として貯まり、学校などの備品が購入できる仕組みになっています。
「缶コーヒーについているシールみたいに、個人でも枚数を集めたら、何かもらえたらいいのに…。」と、少し期待をしていたのですが、あくまでも学校などが対象ということなんですね…。
他に方法はないのだろうかと調べていると、オークションにベルマークが出品されていることがわかりました。
実際にオークションサイトで検索してみると、価格は様々、合計の点数より上のものもあれば、少し安めのものもありました。
ベルマークをオークションで落札しようというニーズはあるようなので、集めたベルマークを個人で何とかしたい…という人には一つの方法かもしれませんね。
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個人でベルマークを寄付することは可能?
集めていたことを忘れていたベルマークが出てきたので、個人でも交換出来たら!と思ったのですが…
ベルマークは「学校の設備や教材をそろえて子ども達の教育を援助する」のが目的なので、個人での交換はできないことがわかりました。
それならば、せっかく集めたベルマークなので、どこかの学校などに寄付して役に立てることは出来ないだろうか?と考えました。
そして出来るとしたら、どのようにして寄付をすればいいのか?についても合わせて調べてみました。
「個人でもベルマーク運動に参加して、自分が集めたベルマークを寄付することは出来ます!」
そして寄付のしかたとしては、
- ベルマーク教育助成財団を通して寄贈する
- 自分が寄付したいと思う学校に直接寄贈する
- ベルマークの収集箱に入れる
などの方法があります。
ベルマーク教育助成財団に送る
集めたベルマークをベルマーク教育助成財団に送って、財団を通して各学校など寄贈することができます。
送られたベルマークは、財団が養護学校や盲学校、ろう学校など支援を必要としている学校に、点数を振り分けてくれます。
ベルマーク教育助成財団にベルマークを送るときには…
- 「ベルマーク番号」ごとに分類して袋などに分けましょう
- 財団に送る封筒の表に「寄贈マーク」と記入しておきましょう
- 送料は自分の負担となります
自分が送りたいと思う学校に寄贈する
例えば…
- 震災などで被害を受けた地域の学校
- 自分が卒業した母校
- 以前に住んでいた地域にある学校
など、自分が寄贈したいと思う学校にベルマークを直接送ることで、その学校を支援することができます。
そして…
- 多くの学校がベルマーク運動に参加していると思いますが、自分が寄贈しようと思う学校でベルマークの収集を行っているかどうか。
- ベルマークを送りたい学校は決まっているけれど、送り先の正確な住所や宛先を知りたい。
- 被災地にある特定の学校にベルマークを送りたいけれど、学校名や住所などの詳細がわからないので紹介してほしい。
などについては、事前にベルマーク財団に問い合わせてみましょう。
学校に直接ベルマークを送って寄付する場合…
- 「ベルマーク番号」ごとに分類して袋などに分けましょう
- 決まりはありませんが、わかりやすいように、送る封筒などの表に「ベルマーク在中」または「寄贈マーク」と記入しておきましょう
- 送料は自分の負担となります
ベルマークの収集箱に入れる
スーパーなどで買い物をして会計を済ませた後、品物を袋に入れたりするスペース「サッカー台」に、近所の学校のPTAが、ベルマークの寄贈を呼びかける収集箱を置いているのを見かけることがあります。
家にあるベルマークを持って行って、買い物などのついでに、この箱に入れれば良いので簡単・手軽に協力することができます。
地域の公民館に寄贈する
以前は、幼稚園、保育園~高校までが対象でしたが、2006年からは公民館と大学もベルマークの活動に参加できるようになりました。
もしも地域の公民館がベルマークの活動に参加していれば、最寄りの公民館に寄贈して備品などの購入を支援することができます。
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ふだんの買い物がボランティアになる
子どもが学校に通っているときは、定期的にベルマークの収集があったので、マークのついている商品を選んで購入したりしていましたが、学校を卒業してからはベルマークを意識して買い物をすることはなくなりました。
今回、個人でもベルマークを寄付することができるということがわかったので、これからもなるべくマークをとっておくようにしようと思い、我が家でふだん購入している食品や日用品をあらためてチェックしてみました。
すると…
自宅のパソコンで資料などをけっこう印刷するので、プリンターのインクカートリッジをよく購入するのですが、メーカーの純正カートリッジもベルマークの対象でした。
ただしインクカートリッジの場合はベルマークを切り取るのではなく、使用済みのカートリッジがベルマークの対象になっているので、必ず箱にカートリッジを入れて出すようにします。
インクカートリッジを他のベルマークと一緒に「寄贈マーク」として、ベルマーク財団に送って寄付することも可能です。
また…
飲料水や調理用の水用に浄水ポットを使っているのですが、約1か月に1回、カートリッジの交換が必要なので、定期的にカートリッジを購入しています。
この浄水ポットのカートリッジの箱を見てみると、「30点」のベルマークがついていました。
これ以外にも、菓子やドレッシング、調味料など、普段購入しているものにけっこうベルマークがついているので、これを寄贈しないのはもったいない!と思った次第です。
キッチンの棚から出てきたベルマークと、インクのカートリッジなどをあわせた点数を数えてみたら、合計で「430点」でした。
わずか「430点」かもしれませんが、送って寄贈すれば「430円分」その学校で用品の購入の一部に役だててもらえることになります。
今回、我が家で見つかったベルマークは、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県の小学校に送ることにしました。
ほんとうにささやかな寄付ですが、ふだん購入している食品や日用品についているマークを集めて送るだけなので、身近なところで出来るボランティアとして、これからも続けていこうと思います。
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