確定申告で医療費控除を受ける!おむつ代を控除するには?

 

自分が若い頃には、想像もつかなかったこと…。

 

私の場合は、親の介護がそうでした。

 

はじめは、現実を受け入れられないこともいろいろあり、苦悩しました。

 

でも老化や認知症の症状が進んでいくと、そんなことも言ってられません。

 

私自身も、母が認知症になり 7~8年になります。

 

現在は『要介護5』の状態で、身の回りのことを自分ですることはできなくなりました。

 

実家で同居している父も私たちも、ケアマネージャーさんデイサービスのスタッフの方々支えていただいて、何とかやっています。

 

しかし初めのころはわからないことも多く、 戸惑ったりしたこともありました。

 

たとえば、介護用のおむつの代金医療費控除の対象になることを知ったのも、おむつを使いはじめてかなり経ってからです。

 

また対象になるのは知っていても、レシート領収証をとっておいて、確定申告のときに提出するだけって、思っている人も多いのでは?

 

そこで介護用のおむつ代を、医療費控除として確定申告するのに、必要な書類などについて調べてみました。

 

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医療費控除って?

 

医療費控除は、病気やけがなどで医療費が(一定の金額以上)かさんだ場合に、確定申告をすると、税金の還付が受けられる仕組みです。

 

いくらでも支払った分は対象になるか?というと、そうではありません。

 

(実際に支払った医療費の合計額

     -保険金などで補填される金額)-10万円

ということになります。

 

年間に支払った医療費のうち 10万円を超えた分、ということですね。(最高は200万円までです。)

 

年間所得が200万円未満の人は、所得の5%を超えた分になります。

 

MP900383004[1]                         ⓒMicrosoft

 

『えっ?10万円を超えた分?』

『そんなには、払ってないなぁ~。』

『超えたとしても、わずかだよ。』

 

こんな感じで、大した金額にはならないと思って、はじめから申告しないこともあるでしょう。

 

うちの父も最初はそうでした。『医療費』という言葉から、治療費などに限定して考えてしまっていたのです。

 

控除の対象として認められるのは?

 

医療費控除の対象になるのは申告する本人だけではなく、 生計が一緒の家族のために支払った医療費などもふくまれます。

 

病院で支払った治療費、処方された薬代、自分で買った市販薬、入院や通院のための交通費などです。

 

そして6か月以上にわたって寝たきりの状態にあると、お医者さんから認められた場合の おむつ、尿取りパッドなども対象になります。

 

介護の関連でいえば、医療系の介護サービスの自己負担分、福祉系の介護サービスの一部も対象です。

 

このように考えてみると、意外と対象になりそうだ!ということになり、おむつを買った時のレシート保管しておくようになりました。

 

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お医者さんから『おむつ使用証明書』をもらう

 

家族が介護を必要とするようになっておむつを使い始めても、必ず医療費控除の対象になるわけではないので、 気をつけなければいけません。

 

お医者さんから、『寝たきり』の状態にある診断が下りることが必要です。

 

『寝たきり度の判定基準』というものがあり、これにあてはまるかどうかということになります。

寝たきり度 ランクB

屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ

1.車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
2.介助により車椅子に移乗する

寝たきり度 ランクC

1日中ベッドで過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を必要とする

1.自力で寝がえりを打つ
2.自力で寝返りも打たない

(厚生労働省 判定基準より)

 

そしてお医者さんの診断がおりたら、 『おむつ使用証明書』という書類を発行してもらいます。

 

実は、確定申告でおむつ代を医療費控除として申告するには、この書類が必要なのです!

 

Male Doctor Talking with Patient                                                   ⓒMicrosoft

 

私も月に数回実家に通って、おむつなどの買い物をしたりして、母の世話を手伝っているのですが、レシートだけ集めていてもダメだったのです。

 

また『おむつ使用証明書』は、たいてい有料なので、1年間で使うおむつやパッドのだいたいの金額や医療費、介護保険の自己負担分などが、『10万円+証明書の手数料』を超えそうかどうか、おおまかに計算してみるとよいと思います。

 

他にわかったこと

 

介護認定をうけている母が、おむつを常に使うようになって、そのおむつ代が医療費控除の対象なることがわかりました。

 

そしてそのためには、お医者さんの診断と『おむつ使用証明書』必要なこともわかりました。

 

いろいろ調べたり聞いたりして、他にわかったことや注意することがありました。

いつから控除の対象になるか?
『おむつ使用証明書』で、お医者さんが診断した日からになります。
証明書に書かれた日付が12月1日だとしたら、その年の分は12月1日から年末までの分ということになります。
お医者さんから証明書をいただくタイミングも大事です。

 

レシートで大丈夫か?領収証をもらうか?
私の経験では、手書きの領収証でなくても大丈夫でした。
レシートには、たいてい『おむつ』の品名が印字されているからです。
ただし申告のときにまぎらわしくないように、食品や他の日用品とは分けて会計して、
おむつやパッドだけの分のレシートになるようにしています。

 

家族の介護が必要になってくると、なにかと目に見えない出費も増えがちです。

 

我が家はこの方法で、無事、おむつ代を確定申告に出して税金の還付を受けました。

 

おむつ代も意外にお金が掛かるので、少しでも税金が戻ってきて助かりました。

 
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