選挙に行けない場合どうする?別の日に投票できる?

 

選挙、今度の日曜日なの?行けないよ~!」

別の日にして欲しかったなぁ!」

 

週末に選挙があるので、投票所の「入場整理券」を切り取って、娘に渡そうとしたときのことです。

 

投票日は、友達と旅行に行くことになっていて、宿も予約済みなので、選挙には行けない!というのです。夜の8時までなら投票できるから、早めに帰ってきて行くように言いましたが、「それも無理!」の一点張りです。

 

それならば!

 

ということで、平日の仕事帰りに、市内にあるショッピングモールに寄って、投票をしてくるように勧めました。

 

「それなら行ける!」ということで無事に解決しましたが、いろいろな事情で投票日に選挙に行けないという場合には、どうすればいいのでしょうか?

 

投票日に投票所に行けない…例えば、

  • 当日にどうしてもはずせない用事がある
  • ちょうど、その時期に長期の出張中
  • 病院に入院しているとしたら?
  • 代理人に頼んだり、郵送で投票はできないの?
  • 大荒れの天気だったら投票日は延期される?

などについて調べてみましたので、それぞれのケースについて見てみましょう。

 

 
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投票日に予定が入っている場合

 

国政選挙も地方選挙も、投票日は午前7時から午後8時まで投票所が開いていますが、その時間帯には行けない場合、どうしたらいいのでしょう?

 

投票日の当日、仕事などで外出していて選挙に行けないという場合には、「期日前投票(きじつぜんとうひょう)」というものがあります。

 

期日前投票
期間 公示日、告示日の翌日から投票日の前日までの間に設定
場所 各市町村に一か所以上※
時間 午前8:30~午後8:00※

 

選挙が行われることが、正式に発表になった日(公示日・告示日)の次の日から投票日の前日まで、投票することができます。

※投票所の場所は「各市町村に1か所以上」ですが、最近は、市役所や市民センター以外にもう1か所、ショッピングセンターや駅などに設置されるところもあります。

※期日前投票所が複数設置される場合、投票できる期間や投票時間は、それぞれの投票所によって異なります。

 

期日前投票の場所や期間、時間については、郵送されてくる「投票のご案内(選挙ハガキ)」の裏面に出ています。

 

 

期日前投票は…

①「投票のご案内(選挙ハガキ)」を持参します(無い場合でも投票はできます)

②印鑑や身分証明書は不要です

③投票所で、投票日に仕事など一定の理由があることを記入する「請求書兼宣誓書」という書類を記入して提出します

④「宣誓書」を受付に提出して投票用紙をもらい、記載台で記入して投票

という流れで行われます。




 

長期出張などで投票日にいない場合は?

 

投票日に用事があって選挙には行けないという場合、「期日前投票」に行くことができれば投票はできます。

 

もしも、期日前投票の期間も含めて遠方などにいて、選挙の当日も期日前投票も選挙に行けない、という場合はどうしたらいいのでしょうか?

 

例えば…

  • 長期の旅行や出張で遠方にいる
  • 住民票は移さずに単身赴任中
  • 引っ越して3か月未満で、前の住所には投票に行けない

などのケースです。

 

この場合には、「不在者投票」という制度があります。「不在者投票」は自分の住所がある所に投票に行かなくても、投票用紙を取り寄せて、自分が滞在している最寄りの市区町村などで投票をすることができます。

 

 

「不在者投票」は…

「請求書兼宣誓書」を、自分の住所がある市区町村に請求する(ホームページからダウンロードすることもできます)。このときに、「どこで投票するか」滞在している市町村名などを記入する。 

②記入したら、自分の住所がある市区町村あてに郵送するか持参して提出する

③書類を提出すると、「投票用紙」「投票用封筒」「不在者投票証明書」が送られてくる

④「請求書兼宣誓書」で指定した市区町村の選挙管理委員会に、送られてきた書類を持って行き「投票記載場所」で投票します

※事前に「不在者投票証明書」の入っている封筒を開けたり、投票用紙に記入したりすると無効になってしまいます。

「選挙ハガキが来ないのは、どんな場合?」についての記事へ

 

 
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入院中などで行けない場合は?

 

投票日の当日に予定が入っている、また、長期で旅行や出張をしているなどで投票に行けない場合には、「期日前投票」や「不在者投票」という方法で、投票することが出来ます。

 

では、病院に入院をしていたり老人ホームや介護施設に入居していて、選挙ために外出して投票に行くことが難しい場合は、どうすればいいのでしょうか?

 

この場合、その病院や老人ホームなどが、市区町村から「不在者投票施設」に指定されていれば、投票所まで行かずに病院や施設内で投票することができます。

 

 

方法としては…

不在者投票管理者(病院や施設の責任者)に投票用紙を請求するか、自分で選挙管理委員会あてに投票用紙を請求する

②その病院や施設の中で投票をする

③不在者投票管理者が選挙管理委員会あてに、記入された投票用紙を送る

という流れで投票が完了します。




 

郵送や代理人に行ってもらうことは?

 

「とにかく忙しい…家族に頼めたらいいのに」

「面倒くさいから、郵送とかできないの?」

 

期日前投票や不在者投票に行かなくても、郵送で投票が済んだり代理人に頼めたら便利な気もしますが…

 

郵送での投票は…

  • 身体障害者手帳
  • 戦傷病者手帳
  • 介護保険被保険者証

を持っている人で、郵便による投票を申請した人だけに認められます。

 

 

また、代理人による投票は…

  • 身体障害者手帳
  • 戦傷病者手帳

を持っている人で、視覚や腕などに一定の障害がある人で、届け出をした人のみが可能ということになっています。

 

ただ「忙しい」とか「面倒」というような理由では、郵送や代理人による投票は認めてもらえないということになります。

 

台風とか豪雨だったら延期される?

 

タイミングの悪いことに、投票日当日に台風が来ていて、ものすごい暴風雨…こんな天気でも選挙やるのかな…?投票日が延期されることってないの?

 

一日中、荒れた天気だったら、「投票日が延期になればいいのに…」とも言いたくなります。

 

 

実は…

 

公職選挙法という法律で、「繰り下げ投票」(法令用語では「繰り延べ投票」)というものが定められています。

 

繰り下げ投票は、選挙が行われる地域の一部で、「特殊な要因」のために、投票日を後にずらして実施することができるようになっています。

 

直近では、阪神淡路大震災や東日本大震災の発生後に、地方選挙が「繰り下げ投票」になった例がありますが、豪雨、台風程度では、「繰り下げ投票」で投票日が延期になることはまずありません。

 

事前に荒天が予想されるときは、期日前投票で投票をすませてしまうか…頑張って、当日、投票に行ってくるということになります。




 

当日急病で行けなくなったら?

 

投票に行くつもりでいたけれど、当日、熱が出て寝込んでしまい、とても投票所には行けない…残念ながら、今の制度では投票日当日に都合がつかないという場合は、対応の方法がありません。

 

「選挙の投票日に、事情があって行くことができない」場合ばかりでなく、全体的に投票率が高いとはいえない状況で、「インターネット投票」への期待が、高くなり始めています。

 

ですが、今の段階では、「インターネット投票」そのもののセキュリティや、不正をどうやって防ぐか、本人であるという認証をどうするかなど、解決しなければいけない課題が多く、実現するとしても、まだまだ先のことになりそうです。

 

「選挙には行けない…無理だ!」

でも、大切な一票!です。

 

以前に比べると、ショッピングモール、デパートや駅などに投票所が設けられて、期日前投票の利便性も上がってきています。

 

なんとか時間の都合をつけて、記事前投票に行くようにしたいものです。選挙期間中に不在にする場合は、不在者投票が出来るのであれば早めに書類を手配するようにしましょう。

 

 
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